2011年1月25日火曜日

ルカ19

今日はルカ19.10
人の子は、失われた人を探して救うために来たのです。

人の子 = イエス・キリスト
失われた人 = 地上に生きるすべての人。

ここは、「イエス・キリスト」が「ザアカイ」と出会う場面。

ザアカイの職業は取税人である。
漢字で表わされているように、税を取る人。その時のユダヤはローマとの戦争に負けた敗戦国である為、ローマに統治されていた。
ローマはイタリアであり、言語が違う為、金の勘定ができるユダヤ人が取税人という職業に選ばれたそうだ。同じ言語の人の方が、取り立てるのが楽だと考えたらしいよ。
確かに、日本語しかできない人に英語で話しかけたって、何もわからないもんね。

ローマ人からはよくしてもらっていたとしても、取税人と言う職業はユダヤ人にとって売国奴のようなものであって、受けは良くない。
自分たちの金を、同じ種族の人間が集めてそれを他国の人間の為に使うわけですもんね。そりゃ、あんまり受けは良くないですよね。
しかも、多く税を徴収したりして私腹を肥やしていたようですから。
自国の政治家が他国のことばっかり考えて自国を疎かにすることと同じかな?

ザアカイは背が低いのがコンプレックスだったようだ。
19.3に『背が低いので』とわざわざ明記してあることで、そう思われる。

そして、気にまで登って見ようとしたといういことは、そこまでしてイエス・キリストという存在を自分の目で見たかったのだろうと思われる。
イエス・キリストという人物は有名な人であり、それまでにザアカイの耳に入っていてもおかしくはないが、これまで二人は一切あったことがない。

だが、イエス・キリストは木に登ったザアカイを見上げて、名前を呼び、家に泊まるとまで言ってくれたのである。
それまで売国奴だと言われ、家に招待しても誰も来なかっただろう、ザアカイの家に人が来たということは、本当に嬉しいことだったのだと思う。

そして、改心するわけですね。

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次の時はもっとしっかり書けるようにちゃんと覚えてこよう。
色々端折ってしまった。

19:10 For the Son of Man came to seek and to save that which was lost."